2006年 07月 31日
二日前の土曜日、引越し先のシュヴェニンゲンへ行き、家主に会って、そこの鍵をもらってきました。その行き帰りに気づいたのですが、屋根にブルーシートをかけている家がとても多いのです。理由を家主に聞くと、雹が降ったために、多くの家で屋根が駄目になったとのこと。以前シュヴェニンゲンで雹が降ったという記事を書きましたが、それによる被害だったのです。 僕は雹による被害というものを実際にこの目で見たことがなかったので、ここにいくつか写真を紹介したいと思います。 これは、バス停の木製屋根です。修理の必要性が低いせいか、まだブルーシートもかかっていませんでした。おかげで、落下してくる雹の威力をよく見ることができます。所々に丸く開いた穴がみえます。テニスボール大の大きさの雹だったそうですが、まったくそんな感じです。 これは、瓦の屋根の場合です。穴は開いていませんが、瓦がかなり痛んでいます。 ここは、隣三軒、屋根修理をしています。 屋根を修理する職人さんの絶対数が足りないのでしょう。シートで覆う応急処置が目立つばかりで、修理が遅々として進んでいない様子でした。これも雹被害の一面でしょう。 ただ、これだけの被害を目の当たりにすると、弥が上にもHagel(雹)という単語が頭に刻まれます(笑) 追記: H.Suto様 木や植物はまだ見ていません。ただ、フルトワンゲンでも小さな雹は時々降ります。そのときはまだ緑色の葉がたくさん叩き落とされています。 今回のシュヴェニンゲンの雹は一ヶ月前に降ったものです。それから一ヶ月も経っているのに、街中いたるところにブルーシートの家があって、こりゃ予想以上に大変なことになっているなぁ、と思った次第です。 この雹の話は確か、公共放送ARDの天気予報の時に言及されまして、けが人が病院に運ばれたと言っていました。 一番上の写真はバス停の待合室ですが、当時ここに逃げ込んだ人もいると思うんです。なのに、屋根を突き破ってテニスボール大の雹が降ってきたわけですから、さぞ怖かったろうと想像しています。 0806追記: 友達にこの街を案内するときに、さっそくそのSchindeldachという単語を使わせていただきました。
by furtwangen
| 2006-07-31 08:36
| マイスター学校@Schwenningen
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