2006年 08月 20日

無犯罪証明書

先週、警視庁へ行って、無犯罪証明書の発行をお願いしてきた。マイスター学校へ入学願書を提出する際に添付書類として必要だから。(入学願書がどんなものか興味のある方はここをクリック) ドイツでの無犯罪証明書(Polizeiliches Fuehrungszeugnis)はすでに6月にもらった。

まだ手元に日本の無犯罪証明書がないけれど、きょうは日本とドイツでのその手続きの経験を踏まえて、思ったことを記したい。(以下はあくまでも僕の経験)

まず、手続き上の要点。
日本
申請場所:警視庁(僕は東京都に住所があるから)
必要書類:パスポート、住民票、戸籍抄本、証明書の発行を必要としている事実が確認できる書類
その他:指紋採取
手数料:なし
(以上は東京都の場合であって、他道府県の場合は違うかもしれない)

ドイツ
申請場所:フルトワンゲンの警察署だと聞いたのでそこを訪ねたら、市役所のBuergerbuero(市民課)で申請してくれと言われた。結局市庁舎で申請した。
必要書類:特になかった。もしかしたら身分証明としてパスポートを提示したかもしれない。
その他:指紋採取なし。本人確認の為に「お母さんの旧姓は?」と聞かれた。これに答えられれば申請者が本人であると確認できたことにするのだろう。
(ずーっと前に、本人確認の為の質問事項を4,5個あるうちから一つ選んで、その答えをドイツのお役所だかどっかに登録しておいたことをうっすらと思い出した。でなければ、そこのお役人が答えを知っているはずがない(笑)
手数料:確か18オイロ(13オイロだったかなぁ?)

a0207111_4483573.jpg今日はゴーヤ(苦瓜)を買った。相変わらず、すごいボチボチだね。これを見たときには「あー、日本に帰って来たんだなぁ」と思った。

a0207111_4493214.jpg僕はゴーヤと豚を炒めたのが好き。

思ったこと。
  1.最初は指紋を採られることに抵抗感を持ったが、冷静に考えると逆にドイツでは指紋を採取しないでどうやってその申請者が犯罪に関与しているか否かを判断しているのだろう。犯罪者リストみたいなものと照合して判断し、片や日本では指紋の照合まで遡って調査しているとすれば、そもそもドイツと日本における「犯罪」の定義が違っているのではないかと思った。
  2.なぜ日本では、その証明書の用途を示さなければいけないのか。何に使うかはその人の自由で、その乱用や悪用を恐れるならば、それはまた別件として扱えばいいこと。
  3.ドイツの無犯罪証明書は、特に何も断らなかったのでドイツ語で書かれていた。英語やその他の言語では書かれていなかった。一方日本のそれは、特にお願いしなくても英語その他の外国語で記してくれるらしい。(まだ手元に来ていないので断定的には言えませんが、申請後、使用言語について電話で問い合わせたところ、そのような返事をもらいました。)つまり日本では、無犯罪証明書というものは、国内での必要性よりも主に海外向け、海外で必要になるものという感覚、というか実際があるのだと思った。申請したところの名前が警視庁渡航証明係ということからもそのことを推しては測れる。
  4.これまた主観的な憶測で申し訳ないが、渡航証明係の方は「証明書の発行を必要としている事実が確認できる書類」として疑いもなく、滞在ビザ申請に関わる書類の提示を求めてこられた。つまり、無犯罪証明書の請求者の多くは、海外での滞在ビザ取得に関係して請求しているのだと感じた。入学願書で必要になることなど、稀なことなのだろう。

0821追記:
スイスの山村様
コメント頂きありがとうございます。
僕の無犯罪証明書は確かBonnから来ました。お恥ずかしながら、Bonnのなんというお役所が発行してくれたのか忘れましたが(いま、手元にその証明書がないので)
ドイツ語としての疑問ですが、
Strafregisteraufzugという言葉の方が分かりやすいですね。なぜ、Fuehrungszeugnisで無犯罪証明書という言葉に相当する意味を持ちえるのか僕にはよくわかりません。
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by furtwangen | 2006-08-20 22:38 | 時計学校@Furtwangen


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