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シュバルツバルトな毎日

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2006年 10月 06日

精神的踏ん張りどころ

今週で学校も3週目。今日のStilkunde(様式の勉強)の授業を受けたことで、一通り受けるべき授業を全部うけました。これでマイスター学校でこなすべき課題の全容が目の前にあらわれた感じです。なんていうか、泳げない(ドイツ語のできない)僕が3リットルの水(3週間の授業)を飲まされて、これからプールに飛び込もうって感じです。もうやること多くてあっぷあっぷ。
今日のStilkundeも予想通り大変です。僕はドイツに3年もいるのにゴシックとか、バロックとかルネッサンスなんていう様式についてぜんぜん知識がありません。外国の文化様式をその国の歴史的な背景の知識なしにドイツ語で授業を受けるんですから、楽じゃないです。一緒に受講している生徒が日本人や外国人なら、その苦労を共有できますが、僕のクラスは僕以外全部ドイツ人。ロココだびーだーマイヤーだあーるヌーボーだっていう文化的素地の上で育ってきたこの人たちと彼らの言葉で勉強しようっていうことにそもそも無理があるんですよ、はっきり言って。おまけに、この科目、最後に口答試験があるっていうじゃないですか。...もう終わってます...
でもこういうScheisse(失礼!)な状況のときこそ気持ちを積極的にポジチブにしないといけないと、学校の帰りに思いました。目の前に立ちはだかった課題が重ければ重いほど、正面からぶつかっていかないといけないと思うんです、いままでの経験から。逃げたってその課題、なくなる訳じゃないからね。このStilkundeを克服して、ヨーロッパの様式についての専門家になってやろうくらいに前向きに行かないと(続かない)ね。

by furtwangen | 2006-10-06 05:58 | マイスター学校@Schwenningen


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