シュバルツバルトな毎日

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2006年 11月 12日

僕のもう一つの機械式腕時計

時計を勉強しているのに、僕はたった二つしか機械式腕時計を持っていません。昨日Upしたクロノグラフ時計がその一つ。今日はもう一つの腕時計をお見せしたいです、あまりに対照的だからです。

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昨日お見せした時計は針が6本、曜日と日付を示すFenster窓が二つ、合計8つの表示がありますが、上の時計は針一本しかありません。自動巻き上げ機構もありませんから、機構的にこれ以上簡単な腕時計はないと思います。この針は一日に2回転しかしませんから、時針みたいなものです。文字盤のIndexは5分おきに配置されているので、読み取り精度は5分です。この写真では9時40分をほんのちょーっと過ぎた感じです。細かい時刻は目検に頼ることになります。2,3分おきにくる山手線を一本乗り過ごしてイライラしているような人には向いていません。

この時計にはETAという会社の2804-2というWerkが組み込まれています(ETA2801-2の場合もあるみたい)。自動巻き機構がないので、今ではそんなに広く採用されていないかもしれません。この時計を買った5年前にはなかったのですが、最近はETAの6498(通称UNITAS)という懐中時計のためのWerkを採用したこの時計もあります。直径が37ミリ近くある大きいWerkで、時計の裏蓋がガラスになっているので、裏面一杯にきれいなメカを楽しむことが出来ます。メカ好きにはそのUNITASをしょった時計の方をお薦めします(笑)。ただ高い、上の時計の倍くらいします。
ちなみに、ETAは今でも懐中時計用のWerkを供給している唯一の会社だと思います。

さっき、Tchiboで見つけた199オイロの腕時計(男性用、女性用とも同じ値段)にはETA2824-2(男性用)が組み込まれているようです。このWerkはもっとも普及しているWerkの一つで、メカ的には信用できますし、このWerkをしょって199オイロなら安いです。ただ、面(つら)が僕には気に入らなかった。せっかくいいWerkを内蔵しているんだからもうちょっといいGehaeuseと文字盤を付けてやればよかったのになぁと思いました。ちなみにこのETA2824-2は僕の職人試験のときのPruefungsstueck試験Werkでした。
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by furtwangen | 2006-11-12 05:31 | マイスター学校@Schwenningen


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