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シュバルツバルトな毎日

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2006年 12月 08日

いつも通りの学校

今朝も学校に行ったらいつもの入り口が閉まっていましたが、校舎に入る際の検査はもうありませんでした。昨日書いた事件は当該の殺人狂の生徒さん(と思われる)遺体の発見でともかく落ち着いたようですが、身元確認やインターネットゲームを通しての犯行予告の事などまだ確認作業が終わっていないようで、シュトルツ先生曰く、まだ公的にはWarnungの状態つまり注意、警戒状態が解除されていないそうです。一度警戒体制をしいた学校側、文部行政側としては公的に安全が確認されるまでは安易にその状態を解除できないのでしょう。実際の学校の様子はまったくいつも通りです。僕の学校はオッフェンブルクから相当離れているし、おまけに標高が800m近くもある小さな町ですから、ここでその事件がおきる確率は相当低いと思いますので、ここの学校にはぜんぜんそういった緊迫感はありません。

さて今晩はこれから、来週月曜日にある実技試験のお勉強。とはいっても紙とペンでする勉強ではなく、今日学校からこっそり該当のメカニックを持って帰って来たので、それをいじりながらメカの調整作業の確認をします。本当はこういう実技関係の練習は学校の工場で済ましてしまいたいところでしたが、どうしても今週は時間がなかった。今週は来週火曜日にあるマイスター試験委員会が行うプレゼン試験の準備に工場での大半の時間を割きました。そっちの試験のほうがよっぽど大事だからです。月曜日の実技試験は学校が行う試験で、マイスター試験ではないので、たとえそれに失敗しても別になにもヤバイことは起きません。学校で行う実技作業や理論の勉強、試験はすべてマイスター試験のための自己研鑽のためにあって、そういう勉強や課題がうまくいかなくても、留年とかマイスター試験を受ける資格がなくなるとか、そういうことにはなりません。ある意味、マイスター学校はマイスター試験を受けるための予備校のようなものです。

by furtwangen | 2006-12-08 09:09 | マイスター学校@Schwenningen


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