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シュバルツバルトな毎日

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2006年 12月 14日

ひとつ試験が終わった!

昨日のプレゼンテーションの試験、まぁどうにか無事に終わりました。今回の試験はこれから山ほどあるマイスター試験の中の最初の試験でしたのでとても緊張しました。もちろんドイツ語が碌に出来ないということもありますが、そもそも「マイスター試験」というものがどのように行われ、どのくらい難しくて厳しいのか分からないということで随分不安でした。友達に聞いても試験については「よく分からない」という返事しか返ってこない。まぁ考えてみれば当然で、ここで一緒に勉強している友達もいくらドイツ人といえどもまだ誰もマイスター試験を受けたことがないんですから。おまけに去年までとは少し試験方法が変わったらしく、去年まではこの時期にこのプレゼン試験はなかったと。つまり先生も実際にどういう試験になるか分かっていない。そんなこんなで、本当にaufgeregt緊張しました。

試験は予定通り朝8時半から始まりました。ちなみに2週間前くらいにコンスタンツの手工業会議所からお手紙が来まして、そこに試験の概要や開始時間が書いてあります。手紙の最後に、Die Mitglieder der Pruefungskommission freuen sich darauf, Sie und Ihren Projektvorschlag kennen zu lernen.試験委員会の委員はあなたやあなたのプロッジェクトとお知り合いになるのを楽しみにしてます、なんて書いてある。本当に楽しみにしてんのかよ、って感じ(笑)

というわけでみんなはいつも通り朝7時40分までに工場に行き、そこで待機。待機とはいっても静かに机について座って待っている必要はなく、工場の機械で作業をしたい人はしてればいい。受験者は全部で10人一人当たり45分の時間枠。フェリックスから始まって、マニュエル、ジーモン、ベルトラム、シュテファン、僕、イマニュエル、フィリップ、ニコ、最後がアレックス(Familiennameのアルファベット順)。マイスター作品の製作がぜんぜん進んでなくて、実際かなりヤバイはずなんだけど、ペラペラ口ばっかり動く、プレゼンテーションのために生まれてきたようなフェリックスがまず先生に呼ばれます。みんな肩を叩いて彼の出陣を祝います。試験の教室は隣の建物ですので、「では、いってきます!」「よ!、がんばって来い!」という感じでみんな工場を後にします。試験の教室を確認するために僕とニコ、マニュエルがフェリックスの後に付いていきます。彼が部屋に入るときにチラッと中が見えました。試験官がかなりいるじゃないですか。二人だと思っていたのになんだかもっといる。こりゃ、ヤバイ!

次に続く(字数制限のため)

by furtwangen | 2006-12-14 08:12 | マイスター学校@Schwenningen


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