2007年 11月 20日

美しさを学ぶ

昨日働けなかった分、今朝は早起きして7時前にはもう仕事を始めました。今日のいつだか分からないけど、先生がきて僕の仕事の途中経過を見に来るから、少しでもマシなものにしておかねば、と思って。

で、基本的には満足してくれたんじゃないかなぁ、ってな感じだった。つまり明日から更にどういう方向で仕事を進めるか話し合えるだけの材料を調えておけたというか。

僕は先生の言っている事がよく分からないときは、すぐにスケッチを描いて、「こういうことですか」って聞く。そうすると、「いやいや、...」って彼も図を書き直していろいろ説明してくれる。全体として非常にいい雰囲気で仕事が進んでいると思う。

そして今日一番ためになったのは、軸受けに使うルビーの美しい使い方を学んだこと。いろんな上等な時計の写真を指しながら、ルビーの大きさ、でしゃばり具合、どういう風に見えたときに最高なのか、そういう彼の美意識を聞けたこと。これこそが、ドイツで修行をしている最大の目的なのです。以前もこのブログで書いたけど、技術や知識は日本で学べる。だけど、どういうものを美しいと思うのか、どういう状態が美しいのか、そういうのは、やっぱりこちらの人からじかに見聞きする方が絶対にいい。そして幸い、その先生の美意識が僕のそれとほとんど方向を同じくしている。これは想像だけど、先生が僕のことを「こいつは使える!」と思ってくれたのは、マイスター学校で、僕の作品の構想図を示したときだと思う。なぜなら、彼も昔同じような置き時計、つまりつまらない飾りなどを排除して、時計として基本的な機能を丁寧に作る、そしてそれを「見せる」、そういう時計を以前に作っていたんです。それを後で見せて貰ったときに、時計の形は違うんだけど、全体の雰囲気、印象がとても似通っていて、「先生もこういうのを美しいと思ってるんだ」ってそのときビックリしたのを覚えています。僕の仕事の能力は別にして、美に対する方向性を共有できると彼はそのとき直感的に思ったと思う。だから彼が時計に対して持っている美の意識に違和感を持ったことがなくて、本当に勉強になる。

といことで、毎日仕事が楽しくて、眠れないんですねー(笑)これ、笑い事じゃなくて、このままいくと近いうちにダウンするなぁ、と今日思いましたよ。楽しいけど、同時にとても疲れますから。

話は変わりますが、毎晩の巡回先のブログで「ナメクジ」を扱っているのがあったので、僕も負けじと秘蔵のナメクジ写真を掲載します(笑)。そんなの気持ち悪い方もおいででしょうから、興味のある方だけ、続きMoreをつっついてご覧下さい。




以前フルトワンゲンにいたときの写真。あんまり散歩道にナメクジさんが多いから写真に収めておきました。
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by furtwangen | 2007-11-20 07:55 | 黒い森の小さな町


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