2008年 01月 15日

この週末 in フライブルク

今晩は夕食にマウルタッシェンを食べました。僕の買うマウルタッシェンはいつもビニールに入った6つ入り。ただお湯で茹でるだけで食べられるので、冷凍ピザと並んで食事をろくにつくれない独身男の強い見方です。で、いつも4つ食べるか6つ食べるか迷うのです。4つだけだとちょっと量が少なくて、変に2つ残ってしまう。でも6つはちと多くて、最後の方はもう うっとしてしまう。で、今晩は冷蔵庫に変に残らないようにする方が大事という電気信号が脳から発せられたので、いまはマウルタッシェが胃で渦巻いてます(笑)

さて、今日もパソコンの前でたっぷりの電磁波を浴びながら、みっちり仕事をしてきました。まだ寸法がつめ切れていない部分もあるのですが、今日は主に早めに寸法を出しておいた方がいい部品のチェック、寸法の見直し。その後もいろいろやりましたが、今日帰る前に、つくづくコンピュータの画面に3次元で描き出されているその時計に見入ってしまいましたよ。なかなかいい顔になってきたなぁ、と。まだ数箇所手直ししないといけないんだけど、正面から見ると(正確には裏面から見ると。時計の裏蓋のガラス越しに見えるメカ)上品で、全体として調和が取れている。「設計している方向性は間違っていないな」という確信めいたものを今日はじめて感じました。また明日が楽しみです。

この週末は久しぶりにフライブルクへ行ってきました。またお母さんの所へお邪魔しまして、またまたオペラにご招待。セビリアの理髪師というオペラでして、とっても面白い、何度もゲラゲラ笑ってしまうような舞台でした。一応せっかくですから、内容も予習して行きましたので、おおよそ分かりましたが、今回の作品は内容がまったく分からなくても本当におもしろくできていました。いままで何度もフライブルク劇場でオペラに招待いただきましたが、今回ほどワッハッハ笑える楽しいオペラは無かったですね。ほんと観に行ってよかった。

そんでオペラを観に行く前に、お母さんが電気の明かりを2つも強制的に買ってくれました。数日前からメールで「行くよー!」って書いて、お返事が「見せたい物がある」でした。「はて、何かな?」なんて思っていましたが、ともかく車に乗せられて、行き先も言わずにどんどん走る。OBIという道具屋の前まで来て、「明かりを買ってあげるために今日ここまで連れてきた。前もって言うと、あんた、いらない、いらないってうるさいから、今まで黙ってた」と。もうそこまできたら、明かりを買ってもらって上げるのが親切というものでしょう(笑)。天井にネジでつける明かりと2mくらいの高さの、天井を照らす明かりの2つを買ってくれちゃいました。お母さんは僕の住んでいる部屋が暗いことを知っている、というかそう思い込んでいるので、そうなったのですが、おかげで今はものすごく部屋が明るくなってます。

お母さんのところで一泊させてもらって、日曜日は久ぶりにいつもコメントいただくちんころさんとお会いしました。この方、フライブルクのことよくご存知なので、ほかの人の前では「フライブルクは第二の故郷」なんて僕よく豪語するんですけど、この方の前では言わないんですよ、恥ずかすぃーですから(笑)
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日曜の朝の写真ですけど、フライブルクは雲ひとつない本当にいい天気でした。

0115:Pekoさん
セビリアの理髪師って、一般的にゲラゲラ笑っちゃう面白さが含まれているらしいですね。だけど、今回のフライブルクのは、その面白さにさらに輪がかかった感じでした。
ロジーナを獲得したくていろんな人に化けて愛を伝えようとする伯爵が面白いんだけど、今回はそういう愛の物語を映画に撮っている撮影スタジオが舞台。彼女のいる部屋の窓の外で彼が愛を歌うという設定も、窓付きの壁をわざと舞台の真ん中にドンと立てて、映画監督役の歌手が、スタート!とか言って、舞台にあるカメラを回させる。(撮っている映像が舞台両側の液晶画面に映し出される)さらに凝っているのは、ワイドショーの取材記者(もちろん歌手)が、その様子を興味本位に報道する。(両側のモニタに映し出される。さぁ、この愛を物にするのはどっちかな?Rufen Sie an! 最後の2桁で選んで! 01伯爵、02バルドン... 横棒グラフが出てきて、その棒グラフがビヨンビヨンって伸びてきて 01伯爵 63%!!!だって。みんな大笑い )
最後に、ウソをつかれて騙されていた、怒ったロジーナに「伯爵という身分にではなく、人間としての自分を愛してほしかったからウソをついた」と伯爵が打ち明けて、晴れて結ばれるという場面があるんだけど、それもよく喧嘩してるカップルが出てきて言い合いする番組があるでしょ、あーゆーテレビスタジオで芸能レポーターみたいのが立っている横で、その愛が結ばれるわけ。
原作の内容に2重、3重にお茶の間芸能テレビみたいなフィルターをかぶせて鑑賞させる、かなり凝ったオペラでした。
ちなみに知ってましたか、昔は理髪師にはホモが多いといわれてたらしいです。だから今回の理髪師フィガロも歩き方から腰の振り方、指の先まで、とことんホモでした。オペラ歌手として本当に演技がうまかったです。
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by furtwangen | 2008-01-15 08:15 | 黒い森の小さな町


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