2008年 06月 11日

労組

雨はほとんど降っていないようですが、いま夜の10時半、盛んに雷が鳴っています。
今晩は、Spargelを食べ過ぎて、少々胃痙攣気味。 胃をなだめながらのブログ更新です。

今日は労働者経営委員会のエーエマンさんに呼ばれて、「手当て」についての特別講義!
ドイツ語が駄目な上に、ドイツの給与のこととかもよく分かっていないから、僕のために身振り手振り、いろいろ教えてくれました。
それでも、65%くらいしか分からなかったけど、ひとつ分かったことは、

これから労働組合に入ったほうがいいのか、入らないでも済むのか、まじめに考えないといけないなぁ、ということ。

この会社で働いていると、紛らわしい「労働者のための組合」が(少なくとも)3つ出てくる。
1.Betriebsrat労働者側の経営委員会
2.Gewerkschaft労働組合
3.Berufsgenossenschaft労災組合

で、1の委員会は各会社にあって(ない会社もある)、社員に対して賃金や法的なことで問題が起きたとき、いろいろ相談にのってくれる。その際、その社員が労働組合に入っていようが、いまいが関係なくいろいろ助けてくれる。

2.の労組は、僕の働いている会社みたいに小さなところで、別々に結束してもしょうがないからか?(よく分からん)、僕のところは入りたければ、IGM金属産業労働組合に入る。(これは多分ドイツ最大の労組)

で、僕はまだあんまりよく分かっていないから偉そうなことはいえませんが、経営委員会の背後に労組がいて、労組がその委員会を強力にバックアップしているんだと思います。

僕は今のところ、自然な気持ちとしては労組に入りたくないなぁ、と思っています。しかし、それが許されるのか。
例えば、有給休暇を例に考えて見ますと。

まず、労働者を守るための法律って言うのがあって、それによると労働者は年間最低24日間の有給休暇を取れる。これは労組の組合員であろうが、そうでなかろうが関係なく、すべての労働者に適用される。

しかし、一方で労組が今までいろいろがんばって勝ち取ってきた経営者側との取り決めというのもある。この取り決めによると、僕のところの労組、IGメタルでは、休暇30日もらえることになっている。つまり労働組合が今までの絶え間ない努力によって、法律で定められているよりも6日間も多く休暇をもらえている。

で、実際をみると、その6日間多めの休暇の恩恵を、労組に加入していない人も受けている。

この状況を労組に加入している組合員から見ると面白くないはず。組合員になったらそれなりに毎月組合費を払って、経営者側と中ば喧嘩腰で闘争して、努力してその休暇勝ち取るわけで、その甘い上澄みだけ、そっともっていかれるのは、ちょっと腑に落ちないだろう。

例えば、僕の賃金だって、僕一人でがんばって決まるものではない。経営委員会はすべての社員が適切な給与をもらっているかチェックする義務があって、そのチェックを明日からするといっていました。不適切な場合は、その個人に代わって賃金交渉をする、でその際に法的な知識とかで労組が強力に後押しするはず。エーエマンさん言っていましたが、「あなたの給与は低すぎるから、必ず交渉の対象になる」と。僕はまだ組合員ではないけれど、こうやってもう労組の恩恵を被っていることになる。

つまりいつまでも僕は労組に入らない、その恩恵も受けない、と意地を張っていられるのか。

...

と、これを書いているこの最中に落雷がかなり激しくなってきています。もう部屋が数度、一瞬暗くなっています。いつPCが飛んでもおかしくなさそうなので、もう今日はおしまい。
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by furtwangen | 2008-06-11 06:49 | 黒い森の小さな町


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