2008年 07月 08日

試作品改良

いま仕事は、試作した時計の改良を新人のクラウディオと一緒にやっています。彼は僕の話をよく聞いてくれますから、この改良の仕事、僕とクラウディオは、本当によく議論しながら進めています。
コンピュータの前に座って...「そんなの本当にうまくいくかね?」「どうやって位置決めするの!いまさら」「もうこっち側はこれ以上は削りたくないねー」「いまのアイデアいいけど、こんな小さい部品、どうやって押さえるのさ?」みたいな会話。

でそういう話の末に作業の方向性を決めて、本当に出来るか作ってみる。自分たちで出来ない加工は、工場の職人さんにお願いするけれど、小さな部品の旋盤加工は自分たちでできる。

今朝もどういう風にやるか話していましたが、彼が生意気にも非常にいいアイデアを出してきまして、それで行こう!ってことになりました。まず、僕が3次元CADで空間的に実現可能かチェック。同時に彼は、その品物の測定をして、僕らが勘違いしていないか最終チェック。

よし、行ける!となって、....昼食Pause(笑)

午後から工場へ。一応加工の手順が頭のなかに出来ているから、その加工は可能のはず。
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何を作っているかは言えないけど、ともかく予想通りの物ができた。明日はそれが、望んだように使えるか実際にやってみる。ちょっと楽しみ。

0710:Uhrmacher1974さん
コメントありがとうございます。
卒業されて2年ということは僕と同じ年次ということですね。オーストリアの時計学校で学ばれた日本の方とお知り会いになるのは初めてです。授業料や道具代はかかりましたか。ドイツの学校は無料で必要な工具や道具は貸してくれました。
ブログでも書きましたが、僕もスイスでの就職、同じ理由で結局断念せざる終えませんでした。
卒業後更にこちらでがんばっていけるのは、実力でもなんでもなく、ただ単純に運が良かったからです。もし今の職場を解雇されたら、もうドイツにはいられないだろうと覚悟しています。だからそのときまで、その幸運に感謝しつつ、謙虚な気持ちで生きていきたいと思っています。
このブログでは、意図的に勤務会社を公表していません。遊び気分のこのブログに会社を巻き込むわけにはいきませんから。メールでお問い合わせいただければお教えできます。

0802:Uhrmacher1974さん
使う道具は自分で買ったほうがいいと思います。他人の道具を使っている限りは、駄目だと思います。その点、ドイツはいまいちですね。僕はそれに甘えず、出来るだけ自分で買い揃えました。
ランゲは僕にとっても憧れでした。入社試験も受けましたが、実技試験で落とされました。でも、今は残念に思っていません。ランゲに入っていたら修理工になっていただけですから。
あと、ドイツ語圏で時計技術を学んだ日本の方は、スイスにかなりいらっしゃるんじゃないかと想像しています。以前、スイス、ゾルトンの学校を卒業なさった日本人とお知り合いになりました。

0803:Uhrmacher1974さん
一日半の試験で、最初に面接、その後実技でした。
実技は駄目でしたが面接は通ったので、駄目なりにもよかったです。
言葉の問題は気にしていましたから、それで「言葉はどうにかなるな」と自信がつきました。
実技で扱ったWerkはL941.0だと思います。ランゲの中では一番簡単な構造のWerkだと思います。分解、洗浄、組み立てだけで、調整もなにもなしです。本当は簡単な試験テーマなのですが、ランゲのWerkは触ったこともないし、作業する部屋もいつもと違うし、前日は夜行で行って、ちょっと疲れていたのもあるし...なかなか思うようにはいきません。でも、ランゲのWerkをいじれましたし、工場も案内してもらったし、いい思い出です。

0807:Uhrmacher1974さん
僕のドイツ語は今でも駄目です。
der,die,dasなんて最近はもうどうでもよくなってきました。
GOのWerkはうらやましいですね。
僕はまだ触ったことないです。ランゲのWerkよりごっつい感じですよね。
ETAのWerkは使いましたか?
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by furtwangen | 2008-07-08 07:36 | 黒い森の小さな町


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