2009年 01月 24日

どうなるかね

つまらぬ事を2つ。
ひとつは、年始にこちらに戻ってきて最初にびっくりしたこと。BWチケットが1オイロ値上がりして、19オイロになっていたこと。空港から電車に乗るために自販機の画面を操作していったら、19オイロだと。「あれ~、違う券選んだかなぁ?」なんて、18オイロと表示されるとばっかり思っていたので、ちょっとうろたえました。以前は17オイロだったのに、あれからもう2オイロも値上がり。

もうひとつはパソコンのこと。少し前から、パソコン内からときどき、ブツブツ...という変なノイズが聞こえたり、それからワイヤレスキーボードから突然入力できなくなったりしたことがありました。それが、昨日、携帯のスイッチを切るときに分かりました。携帯のスイッチをパソコンの近くで切ると、パソコン内でノイズが発生して、そのあとキーボードが使えなくなりました。携帯とTastaturが使っている電波の周波数が近いのでしょうか。Tastaturには2,4GHzと書いてあります。パソコンを一度閉じて、再起動させると、キーボードはまた正常につかえます。

あの集会の日からもう二日も経ちましたが、会社側からは正式な通達なし。会社側からすると、経営委員会に通知すれば、それでよい、という考えなのかもしれません。解雇される人にはそれぞれに会社から通知が行くようですが、そうでない従業員には、いちいち一人一人呼んで、「あんたは採用です」とは言わないのかもしれない。こういうことがはっきりしない辺りが、駄目会社。

僕は、いまのところ何も通知を貰っていないし、「解雇されない」という話は2度ほど聞きましたが、「解雇される」という噂はいまのところないので、たぶん大丈夫でないかと思われます。(しかし、人生というのは最後の最後にどんでん返しが来るものですから、安心はできません)

昨朝は通勤途中で、梱包・発送を担当している従業員のおばさんと一緒になって、話しながら会社へ行きました。
「今日あたし、aufräumen(整理)しに来たの」「本当はあたし、もう今日来なくていいんだけど、まだ会社とSymparthieがあるから、まわりをきれいにして、今日か月曜日が最後のなると思うわ」と。
生き残りそうな僕が軽々しく「それは残念ですねー」って言うのもなんだから、下手に相槌を打たないで、彼女の古き良き思い出話のほうに話を持っていこうと、
「何年ここで働いたんですか」(こう聞かれて嫌な気持ちになる人はいまい)
「もう22年、Mädchenの頃のAusbildungの5年間もいれれば、27年よ」
(おー、そんなに長く!)
「解雇されるっていうのに社長が一言も挨拶に来ないのよ、ひどいでしょ」
(ほんと、仰る通り。あなたからみれば社長なんて若蔵ですものね)
「最初の13年は接客係として働いて、あるときはお客さんのための待合室が寒くて、おまけに1時間も待たされて、そしたらそのお客さん、ポンフリッツと???を買ってきてくれて、それ食べ放題!あぁ~、いい思い出だわ」

ん~、なかなか大変だなぁ、この小さな町の会社で10代から働いて27年。悪くはいえないけど、この人たちはたぶん他の世界を知らないね。だから、いまそれ相当の年齢で解雇されると、年齢の問題だけじゃなくて、「ほかの世界に目を向ける」っていうことだけでも、億劫な話だと思います。まぁ、このおばさんは多分旦那さんがいて、すぐに食扶持に困ることはないのでしょうけど。

自分の身がどうなるか、まだ定かではありませんが、ここドイツで本当にいろんな経験をさせてもらっています。
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by furtwangen | 2009-01-24 07:53 | 黒い森の小さな町


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