シュバルツバルトな毎日

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2009年 03月 07日

職業訓練

今日は会社で、アツビの実技試験をやっていました。僕は、そのアツビ職業訓練生の養成には関わっていませんが、昨日僕が作った試験用の図面にしたがって、せっせせっせと作っていました。(試験中の彼らを見ていると、彼ら必死でなんだかかわいそう)

現在会社には2名のアツビがいまして、理論は学校(僕の通ったマイスター学校と同じ場所にある時計学校)で、実践を会社でやっています。詳しくは知りませんが、数週間おきに、学校、会社と通っているようです。ですので、数週間彼らがまったく顔を出さないときもあります。こういうのをBlockunterrichtというと思います。

これはTeilzeitschuleのひとつの職業養成形態で、ほかにTeilzeitunterrichtというのがあります。これは1週間のうちの2,3日を学校に通い、残りの日に会社で実践、実務となります。

それからTeilzeitschuleに対して、Vollzeitschuleがありまして、これは、理論も実技もすべて学校で行われます。つまりこの職業養成形態では、職業訓練生は会社では働きません。(こうなるともはやアツビAuszubildendeとは言わないのではないかと思います。ただ単純にSchülerでしょう。)僕はこのVollzeitschuleの時計学校に通って勉強しました。

Vollzeitschuleに通うのと、Teilzeitschuleに通うのではどちらがいいのか。それは職業によって違ってくると思います。調べていないので断言は出来ませんが、例えばオルガン製作職人OrgelbauerのためのVollzeitschuleというものは、ないのではないかと思います。そうなりますと、どちらの養成形態がいいとかいう話し自体がなくなるわけで、一般的にどちらがいいとは一概にいえない。

しかし、僕の今までの経験から、時計職人養成に限っては、Vollzeitschuleに通えるのであれば、そのほうがいいと思います。Teilzeitschuleに通う場合は、実技を習う会社からそれなりに給料が出ますから、いろいろな事情で早くから企業に籍を置きたい人もいるでしょう。でも、事情が許すのであれば、僕は理論も実技も学校で習えるVollzeitschuleを薦めます。

その理由は......と続けて書こうと思いましたが、もう遅いので、この続きはまた今度にします。では、皆さんおやすみなさい。
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by furtwangen | 2009-03-07 09:19 | 黒い森の小さな町


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