カテゴリ:ドイツの時計学校への進学( 2 )


2008年 06月 29日

2.語学について

必要なドイツ語力についてのお尋ねもよくあります。
申し上げたいことを箇条書きします。

2.語学力について

2.1 英語だけで何とか乗り切れるか、とお考えの方は、まずその考えを捨てましょう。英語だけで3年間の訓練生活を乗り切るのは不可能です。できる程度は別にして、ドイツ語は必須です。

2.2 入学試験はありません。したがって語学についての試験もありません。僕の学校では「学校は、外国人に対して入学後、ドイツ語の試験を実施する権利を保留する」というようなことがどっかに書いてありました。
入学後、最初の4ヶ月間はProbezeit「体験入学」の状態ですから、あまりにドイツ語が出来なければ、その間に学校側が語学試験を実施したり、場合によっては退学を促す可能性もあります。
外国人のためのドイツ語授業は、入学の最初の一年だけ開講されましたが、その後はなくなりました。

2.3 実際には入学前にもドイツ語が必要。
どの程度の語学力が必要か。一言でいうと、「自分の力で入学許可を手に入れる」に足る語学力です。
具体的には、辞書を使ってでもいいですから、自分でなんとか
- 学校案内が読める。
- 学校に見学に行ったときに案内しくれる先生の言っていることが分かる。質問できる。
- 願書の内容が分かって、必要事項を記入できる

これらは今の僕にとっても決して易しいことではありませんが、この段階を乗り切るドイツ語力がないと、入学後、大変な苦労すると思います。(この段階を乗り切れても後、かなり大変でしたけれど)

2.4 従って、どの程度のドイツ語力を身につけたらいいのか、考える必要はありません。ともかく時間がある限り、どんどん勉強することをお勧めします。ドイツ語力があり過ぎて困ることは絶対にないですから。
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by furtwangen | 2008-06-29 22:34 | ドイツの時計学校への進学
2008年 06月 29日

1.時計学校進学までの経緯

最近、ドイツの時計学校についての問い合わせが増えてきたので、よくある質問をここにまとめます。お答えできることはあくまでも僕が経験してきたことだけで、ドイツ全般に適用できる話でないかもしれませんし、もう古い話になっているかもしれません。重要なことは最終的にはご自分で確認してください。
なお、僕は必要書類の取り寄せや時計学校へのコンタクト、口添え、翻訳、同伴のような仲介作業は一切しません。

お問い合わせいただく前に、「ドイツの時計学校への進学」カテゴリーにあるページをご覧下さい。

1.時計学校へ進学までの経緯。どのように調べたのか。

渡独前は日本にあるオルガン製作工房で働いていました。そこの親方は約30年前にドイツで日本人初のオルガン製作マイスターになった方です。
退職の際に、時計学校へ行く旨を伝えましたら、「どうせ行くならドイツの学校へ行ったらいい」と薦めてくださいました。以前からドイツという国に興味がありましたし、ドイツ語も勉強していましたから、この際と思い、ドイツ行きを決意しました。

まず、その親方にドイツのSchwarzwaldにいる時計職人さんを教えていただきました。その職人さんとメールでコンタクトを取りながら、アポイントを取ってその職人さんを訪ねました。

訪ねる際には、駄目もとで雇ってもらえないかと頼みました。そのために僕が作った置き時計やそれを入れる木組みの箱を持って行ったりして、それなりに意欲を見せました。

結局、雇ってもらうことは無理でしたが、この州にある3つの学校を紹介していただきました。

そのあと、すぐにアポなしでその3つの学校を訪ねました。各校、時計科の先生が親切に案内してくださり、願書を貰って帰国。その後その3つの学校に願書を提出して、第一希望の学校から入学許可が下りたので、それで留学先が決まりました。
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by furtwangen | 2008-06-29 21:24 | ドイツの時計学校への進学