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シュバルツバルトな毎日

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2006年 10月 26日

一歩前進

今日は午前中、工場で作業。先生に僕のマイスター作品の構想図を見せた。うっかりしていて、これから手直ししなきゃいけない箇所が2つほどあるけれど、大筋OK。先生は時計の専門家だけあって、やっぱすごい、図面からちゃんと不具合を指摘してきた。来週一週間秋休みなので、その間にCADを使ってその構想を具体化していく。

いま、Villingenの外人局で、新規の滞在ビザをもらってきた。今回は簡単に取得できた。去年は、(一昨年までなかった)銀行口座のSperrvermerkのことや、外人局の担当のババーが典型的小役人だったせいでビザの更新に3ヶ月近くもかかった。だから今年はちょっと拍子抜けって感じ。

1026追記:
H.Suto様
だから、Schraubenanzieherと呼べばいいと思うんですよ。
(ただ、そう言うと緩めるときもあるじゃないか、ということになりますが)
Schraubenzieherというから、少なくとも異人の僕にはよく分からない。Zieherでは、直線運動的な動きは想像できますが、回転とか締めるという動きが僕には想像しにくいのです。

ただ、このくらい言い回しにこだわってくると、もう学問としての語学の域に入ってしまって、ねじ回しを実際に使っている現場の職工さんの意見も聞かないといけない。そういう意味では、H.Sutoさんがおっしゃるように、辞書の用例と現場の使い方は同じではないですね。

ネジを締めるタイミングを待っている徒弟さんに Zieh mal!って言えば、たぶんネジを
締め始めるんじゃないかなぁ、anとかfestがなくても。
Spannen Sie bitte die Spannzange aus!なんて言わなくても、旋盤の主軸のグリップに手を置いて、コレットチャックを緩めるのを手伝ってくれる友達に、ただ単純に aus!って言えば緩めてくれますし。そういう現場の雰囲気からすれば、Schraubenzieherで分からないヤツは、もう駄目ってことかもしれませんね(笑)

by furtwangen | 2006-10-26 08:05 | マイスター学校@Schwenningen


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