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シュバルツバルトな毎日

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2008年 06月 07日

ご褒美に時計をもらった

今日も特に目を見張るような特記事項なしの日でした。
新人さんは、隣のヴォルフガングのところで、一日中彼の話を聞いていました。おかげで僕はずっとfrei自由の身だったけれど、彼は新人さんへの説明で、仕事がぜんぜん進まなかったみたいです。

昨晩はまたリンクさんのところにお呼ばれいただきまして、夕食をいただきました。

毎回集まるのはおなじみの6人です。リンクさん夫妻とキングさん夫妻と独身クリスチャンと独身僕です。
このうちリンク旦那とキング旦那とクリスティアンの3人は品質管理部でいつも一緒に働いている。つまり品質管理部の仲間の中に設計部の僕が呼ばれている感じで、僕にとっては他の部署の人と知り合ういい機会なわけ。

で、場所はリンクさんのお家ですが、昨晩はクリスティアンのお誕生日でしたので、クリスチャンのご招待ということでした。
ですので彼が夕食を作るのですが、しかし、それはいつものことで、毎回クリスチャンが夕食作りをします。彼は会社でもいろいろなプロジェクトをfuehrung引っ張っていく立場、大事な事をどんどん決定していく立場なのですが、料理を作るときもまったく同じです。彼の指導で主にリンク夫人(この人も時計製作マイスター)と僕が彼の手となり足となりで動きます。僕が到着すると、「ではニンニクをいつものようにお願いします」と、人間関係で敵を作らない、物腰の柔らかいクリスチャンに丁寧に頼まれます。ニンニクが終わると、「では、ここからトマトを6つ出して、水で洗って、このくらいの厚さの(って指で示しながら)Scheibe状に切ってください」とこれまた丁寧に頼まれます。

もちろんお誕生日ですから、招待されるだけじゃなくてちゃんとプレゼントも持っていきました。で、みんな彼にあげた訳ですけど、そのあと彼から、というか彼の上司であるリンクさんの判断が後ろにあるのでしょうが、いままでよくがんばって、バーゼルではいい結果を出しましたってことで、僕は彼らから腕時計をいただきました。これはちょっとびっくりです。この腕時計についてはちょっと説明が必要で、リンクさんやクリスチャンからのプライベートなプレゼントというよりは、会社からのプレゼント的な性格です。いわゆるTraguhr、もらっても時計の所有者はあくまで会社だけど、これからずーっと自由に使わせてくれる腕時計です。

会社のなかで一番高級な機械式腕時計で、その高級時計の最終試作で作った10個のうちのひとつだといっていました。「この時計はよくがんばっていい結果を出した人にだけあげるんだから、君は誇りに思っていい」って、本当かウソか知りませんが、言っていました。確かにこの時計の文字盤に刻印されているブランドネームの関係で、この時計は本当にこの10本だけで、試作だからもちろん市販されていないし、これとまったく同じのは、その後作られていないので、希少価値としてもすごいものです。

それで、こういういい時計をくれたってことは、この夏さらに雇用契約を更新してくれるんじゃないかと、勝手にポジチブに想像してます。まぁ、更新があるもないも、社長さんの一意で決まるんでしょうが。

帰る車のキングさんの酔いが冷めるの待っていたので、昨晩は結局帰宅3時でした(笑)

by furtwangen | 2008-06-07 07:44 | 黒い森の小さな町


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