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シュバルツバルトな毎日

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2008年 06月 29日

1.時計学校進学までの経緯

最近、ドイツの時計学校についての問い合わせが増えてきたので、よくある質問をここにまとめます。お答えできることはあくまでも僕が経験してきたことだけで、ドイツ全般に適用できる話でないかもしれませんし、もう古い話になっているかもしれません。重要なことは最終的にはご自分で確認してください。
なお、僕は必要書類の取り寄せや時計学校へのコンタクト、口添え、翻訳、同伴のような仲介作業は一切しません。

お問い合わせいただく前に、「ドイツの時計学校への進学」カテゴリーにあるページをご覧下さい。

1.時計学校へ進学までの経緯。どのように調べたのか。

渡独前は日本にあるオルガン製作工房で働いていました。そこの親方は約30年前にドイツで日本人初のオルガン製作マイスターになった方です。
退職の際に、時計学校へ行く旨を伝えましたら、「どうせ行くならドイツの学校へ行ったらいい」と薦めてくださいました。以前からドイツという国に興味がありましたし、ドイツ語も勉強していましたから、この際と思い、ドイツ行きを決意しました。

まず、その親方にドイツのSchwarzwaldにいる時計職人さんを教えていただきました。その職人さんとメールでコンタクトを取りながら、アポイントを取ってその職人さんを訪ねました。

訪ねる際には、駄目もとで雇ってもらえないかと頼みました。そのために僕が作った置き時計やそれを入れる木組みの箱を持って行ったりして、それなりに意欲を見せました。

結局、雇ってもらうことは無理でしたが、この州にある3つの学校を紹介していただきました。

そのあと、すぐにアポなしでその3つの学校を訪ねました。各校、時計科の先生が親切に案内してくださり、願書を貰って帰国。その後その3つの学校に願書を提出して、第一希望の学校から入学許可が下りたので、それで留学先が決まりました。

by furtwangen | 2008-06-29 21:24 | ドイツの時計学校への進学


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