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シュバルツバルトな毎日

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2010年 06月 05日

僕の時計

3日の木曜日は祝日で会社の同僚に誘われて、ボーデン湖のFriedrichshafenという街で行われているクラシックカーの展示会に行きました。
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会場の様子
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僕の気に入った車。ハンドルがバー。
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上司クリスティアンのお気に入り。お金があったら本気で買いたいそうですが、「一生駄目かも」と...
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わかりやすいキャンピングカーです(笑)
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これは、ポルシェの農耕機です。いま高級スポーツカーを作っている、あのポルシェです。戦後、農耕機の需要が大きくなって、一時期は200社くらいの農耕機生産会社があったそうですが、その時代にポルシェも農耕機を販売したそうです。会場にはクラシックカーとしてポルシェの農耕機がたくさん展示、そのいくつかは販売されています。元同僚のワルターは、いま農耕機を(趣味で)買いたくて、買いたくてしょうがない症候群なので、このホールを熱心に見学。
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このブースは「蒸気機関愛好会」です。年配の技術者らしいのが楽しそうに展示の説明をしていました。この人たちからみると、ガソリンやディーゼル機関などはもう、クラシックカーとしては「軟弱」なんじゃないのかな、と思いました。やはり「蒸気機関」こそ、クラシックの真骨頂でしょう、このクラブの方々にすれば。

最後に、このメッセには時計の業者のブースもありまして、僕は、生まれて初めて、自分の作った腕時計が第三者によって販売されているのを見ました。もちろん僕一人で作った訳ではないですが、設計から部品仕上げ、組み立て、調整をやったので、会社の時計とは言え、かなり「僕の時計」なのです。こちらで時計の勉強を始めて7年目、ついに時計屋さんで僕の携った時計をみて、これで「本望に達したな」とショーケースの前で心密かに思いました。

0615:れいこさん
お久しぶりです、コメントありがとうございます。
この嬉しい気持ちをわかっていただけて、嬉しいです。
あとは、少しでも多く、そういう経験を積み重ねることが大事なことと思っています。

by furtwangen | 2010-06-05 09:01 | 黒い森の小さな町


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